ペダルを漕げば想いのまま

自転車じて吉の店長じてきちの日記です

スーパーカーだから…

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異音の診断でお客様の自転車を預かって実走検証するとき、一発で異音の原因を当てて対処してすぐ直ると「よし!」と手応えを感じるものですが、「対処~実走診断」を何度も繰り返してなかなか直せなかったときは「くぅ~負けた…」と敗北感に苛まれます。今回預かった自転車は後者、敗北感でした…
お客様IさんのVenge ViASです。トルクをかけて漕いだときにミシミシと異音がします。定石通り、BB・ペダル・ハブ・クランク・チェーンリング・ヘッド・サドル固定・シートポスト固定などを診てゆきますが、一向に直りません…
…原因はクランクとスパイダーアームの固定箇所でした。このS-Worksクランクはスパイダーアームがクランクシャフトと分離する構造なのですが、このロックリングが微妙に緩んでいたのです。これはシマノなど他メーカーのクランクではあり得ないトラブルです(他のクランクはスパイダーアームは分離しない)。う~ん、これは気付かなかった…
このIさんのヴェンジ、お預かりして修理する機会が多くて御迷惑をかけております。専用設計のブレーキのフィーリング、専用設計のステムとハンドルの固定、今回の異音など、細かいトラブルが起きるのです。超高級車なのに修理続きで申し訳ないので「Venge ViASはスーパーカーのランボルギーニみたいなバイクなんですよ! コンディションが良い時は凄く速いしライディングが楽しい! 何よりもバイクが放つオーラが違う! だけどちょっとクセがあってたまにトラブルが起きちゃうんです」なんて調子良いこと言って誤魔化したら、「VWグループが作っている現代のランボルギーニは壊れないんだよ」と返されてしまいました。Iさんが輸入車のお仕事に携わっているのを忘れていました…
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